除夜の鐘




 品川寺では大晦日の12月31日、午後11寺より、境内において、「おたきあげ」の行事が行われます。これは、護摩の火の中に、古いお札やお守、一年間お世話になった生活道具(お箸など)をくべ、一年間の感謝と来る年の幸せを祈願する行事です。


 品川寺の除夜の鐘は、午前0時から、どなたでもついていただけます。僧侶の読経の中、何人かで鐘をついていただき、お帰りにお餅・「かねもち」のご供養がございます。

 品川寺の大梵鐘は、洋行帰りの梵鐘として有名で、慶応年間何らかの理由によって海外に持ちだされたものが、数奇な運命をへて、スイスのジュネーブにあるのが見つかり、昭和5年に、ジュネーブ市より返還されました。地元では、「あてにならない鐘が帰ってきた」ということで、鐘と金をかけて、「あてにならない金が返ってくる」、「かねかえる」と縁起をかつぎ、多くの方が除夜の鐘をつきに訪れます。

 またこの鐘の縁で、昭和5年より品川寺と鐘があったジュネーブ市アリアナ美術館との友好が始まり、平成元年に返還60周年を記念して、品川寺、品川寺檀信徒、品川区有志の方々により同方の梵鐘がジュネーブ市へ寄贈され、品川区とジュネーブ市が友好都市の締結を行いました。
 梵鐘が取り持った不思議な縁で、品川区とジュネーブ市が友好都市となり、「縁を取り持つ鐘」としても有名です。


 鐘をつく 

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